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市井の荒波にもられるアラサーが、無駄に本心をさらけ出します

自分のオタクっぷり@高校時代を振り返る

高校時代は、自分のオタク趣味がピークを迎えた時期でもあります。未だってことあるごとに秋葉原に行ったり、とりあえず夏と冬は有明に行ったりはしています。ですが、「一日のうち、オタク趣味に費やす時間」や「小遣いの中で、オタク趣味に費やす割合」なんてのは、確実に高校時代が群を抜いています。
元々高校入学前から、もっと言えば中二でスパロボFを買った時から、そもそも幼少時代に中耳炎にかかりっぱなしで外に出られず片っ端から特撮番組見ていたころから、オタク趣味にははまっていました。高校に入学した時点で「ガンダムはやっぱ小説版だよねー」とか思ったり、「NT最高~。FSS最高~。foghat最高~」とか思ってたわけです。ちなみに、生まれて初めて買ったCDはRicky Martinか、スパロボコンプリートボックスのサントラです。多分後者。
そんな僕であるがゆえに、高校時代はコンピューター研究部と漫画研究会とSF研究会(兼文芸部)とTRPG同好会に在籍しています。適当に部室に転がっている諸星大二郎を読みーの、スタークラフトガリガリやりーの、週末は部員でダブルクロスやりーの、と実にいろいろとやっていたわけです。さらに輪をかけて、高2の冬にAIRにハマります。それまで「ギャルゲーなんて、プギャー」と思っていた僕が、一気に陥落。真冬に毛布にくるまりながら号泣です。その後立て続けにkanonをやり、さらに運のいいことに翌年の4月にCLANNADが発売され、そちらもさらに号泣します。特に、CLANNADをコンプした日は今でも忘れられません。2004年の4月29日、直幸のセリフに号泣です。恥も外聞もなく、声をあげて泣きました。涙も枯れ果て心が落ち着くのを待って僕は、大田区産業プラザに出かけ、友人に頼まれた家、建てます!を買いました。色々と感慨深い1日でした。
TRPGを始めたのもこの頃です。たまたま部活の先輩が持っていた、ダブクロ2ndのリプレイを読んでどハマり。っつーか田中天さん。「え、なに、なにこのテンション」と大爆笑。そのまま自分も始めてみんべ、という形で今に至ります。ちなみに、「世の中では天さんスタイルのロールプレイは一般的ではない」事を知るのは、数年後になります。
こういった感じで、着々とオタク道を邁進していった僕ですが、一方で強さへの憧れ、ってのも着々と育っていました。たまたま部室に転がっていた刃牙の33巻(刃牙が猪狩と戦う話)を読んで、「うわっ、すげー、かっけー」と。ただ、その一方で、「お前100㎏のデブのくせに、こんな漫画読んで憧れやがって。身の程を考えろ」と突っ込んでいるわけです、頭の中で。「お前はデブなんだからデブらしくデブっぽい生活を送っとけ」とか。いわば、漫画の登場人物に過ぎない刃牙や猪狩に対してすらコンプレックスを感じている自分にも気づかされたわけで。そんな自分をなんとかしたくて、大学入学後になるものの、空手を始めることになります。ある意味、今の自分があるのは、あの時読んだ刃牙のおかげです(それがよいか悪いかは別として)。
ただし、今にして思えば「自分は言うほどオタクだったのか」という疑問があります。それについてはまた今度

本日のレビュー「トーキョーN◎VA The Detonation リプレイ ビューティフルデイ あるいはヒュー・スペンサー最後の事件」


これまで僕が読んだ中で、一番大好きなリプレイです。単なるリプレイとしてのみならず、読み物というエンターテイメントとしても大好きな部類に入ります。いや、本当にこんなセッションを一度はやってみたい。