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市井の荒波にもられるアラサーが、無駄に本心をさらけ出します

自分でも何書いてるんだかわからない楽しみ

 こうやって曲がりなりにも文章を書き始めるようになって、「書き始めた段階で、文章すべてを見通せている必要はない」ということを知る。
 今こうやって書いてはいるものの、この文章がどういう着地点に向かうか見当もつかない。むしろ、書きながら「あ、こんなこと考えてるんだ。自分」と、驚くことすらある。むしろ、それが面白い。
 多分これが「楽しんで文章を書く」ということなんだと思う。書いている自分が「あ、自分こんなこと書いてるw」って面白いんだから。読むほうはどうあれ。

本日のレビュー 「穴」

穴  HOLES (講談社文庫)

穴 HOLES (講談社文庫)


 小学生の時に原書であって衝撃を受けて、高校時代に翻訳読んだらさらに衝撃を受けた。とりあえず、他人の褒め言葉を引用。僕の言いたいことを語りつくしてくれています。

推薦の言葉
☆森 絵都氏(『穴 HOLES』文庫解説者)
まるで神業のように見事な展開
そして、運命の大どんでん返し!

各紙誌書評より抜粋
増田喜昭氏(朝日新聞)
「あー、おもしろかった。いままでお父さんにすすめられた本で、いちばんおも
しろかったよ」と中学生の息子。あまりにも感動しているので、ぼくはも
う一度読み返してみた。するとどうだ。最初の印象とはまた違い、二度おいしい
ことになってしまった。

今江祥智氏(読売新聞)
ツイてない家代々の不倖せの輪を少年はどう潜り抜けて自分の運を掴み取るの
か。正に一気に読ませ、読み終えると本書が全米図書賞やニューベリー賞を受け
たことが納得できる。大人も堪能させてくれる会心の一冊といえる。

池田香代子氏(THE CARD)
見えない運命の糸が複雑にからまりあって、すべてのマイナスカードが最強のプ
ラスカードにひっくりかえる。そのあげくの大逆転ハッピーエンド。読み終わっ
たとき、登場人物全員とうれし涙にくれながら、「やったね!」と歓声をあげた
くなることうけあいだ。

川上弘美氏(読売新聞)

気分のいい冒険譚だ。スタンリーはさえない男の子だが、中身はくさっていない
からだ。キャンプの仲間たちだってくさっていない。荒涼たる砂漠に穴を掘りな
がら、ひとくせもふたくせもある男の子たちは、その芯に澄んだものを持ってい
る。

http://www.amazon.co.jp/%E7%A9%B4-HOLES-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%BB-%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC/dp/4062755874/ref=pd_sim_fb_2

 個人的にお気に入りのキャラが、ケイト=バーロゥ。萌えます。

もっとも印象的な登場人物はケイト・バーロウでした。またの名を「"あなたにキッスのケイト・バーロウ"(Kissin' Kate Barlow)」。もとは質素な女性教師でしたが、愛する男性を無残なリンチにより失ったため、保安官を射殺。その後は殺した男だけにキスをするという極めつけの無法者になってしまいます。小説では Kissin' Kate Barlow の活躍はあっさりと描かれていますが、映画版は名女優パトリシア・アークェットが颯爽と女アウトローを演じています。

http://kihachin.net/klog/archives/2005/12/holes_1.html

 ワイルドだ(ry っていうか、パトリシア・アークエットなんだ。ビックリ。