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市井の荒波にもられるアラサーが、無駄に本心をさらけ出します

うちのタマ知りませんか? #17.5

 今日は近所で夏祭りです。っていうか住まいの隣。いかにも盆踊りって感じのお囃子が聞こえてきます。ベランダに出てみると、人がぞろぞろ歩いている。向かっている先には、運動会で使うようなでっかいテントやら、屋台の明かりやら提灯やら。グランドは人でいっぱいです。一面人で埋め尽くされている、というほどではないけれど。地区のお祭りにここまで集まるんだ、とビックリです。
 かく言う僕は祭りに行くわけでもなく、部屋にこもってビール飲みつつブログなんぞ書いてるわけですが。このビールが美味しい。お囃子を肴に飲むビール、実に美味しい。
 お祭りですから、たくさん人がいます。とりあえず騒ぎたい中高生。浴衣着てはしゃいでる女の子。じいちゃんばあちゃんが手を引き引き楽しんでる孫。あとリア充。色々な人がお祭りに行って、お祭りを楽しんでいます。辺り一面に鳴り響くお囃子。ほのかに漂う炭の香り。それら一つ一つが、お祭りのにぎわいっぷりを教えてくれます。一方自分は、部屋にこもってジメジメブログを書いている。実に非リアです。だけど、自分が非リアだと思えば思うほど、というより自分の非リアっぷりを痛感すればするほど、ビールが美味しくなるんです。
 森見登美彦の「藪の中」っつー話に、業が深いとしか言いようがない映画監督がいるけれど、その気分がよくわかります。ネタバレになる & 手元に本が無いんで、詳細は割愛。
 つくづく、孤独ってのは肴になるなと実感。あ、でももうすぐ花火が始まるみたいなんで。それは楽しみです。