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市井の荒波にもられるアラサーが、無駄に本心をさらけ出します

ちょっと照れくさい

 「話す」ってことは、非常に大事です。「アサーティブ・コミュニケーション」なんて横文字使って、社内研修やらセミナーが実施されたりします。ちなみに、これ「話す」って書いてるけど、別に「しゃべる」だけじゃなありません。「書く」や「描く」もそうだし、要は「表現する」っていうことなんだろうという気がします。それはさておき、「話す」理由をまとめてみます。

①他人に、自分をわかってもらえる。
 テレパシー使える人間はそうそういません。心の中を読んでくれて、理解してくれる人間なんているわけがない。以心伝心? はぁ? 何それ? っつーわけで、誰かに自分の思いを理解してもらおうと思うならば、思いをまとめて「話す」、それしかありません。言葉にしてもわかってもらえなかったり、誰かを傷つけてしまうかもしれないけれど。言葉にしなければ誰にも分かってもらいません。それに、もしかしたら話したことで、思わぬ誰かに話が伝わり、新しい知見がひらくかもしれない。それに、相手の話を聞くだけじゃなく、こっちも応じて話してあげないと、コミュニケーションは成り立ちません。

②ストレス発散
 黙って聞いてるだけならば、相手は気持ちいかもしれません。けれど、こちらのストレスがたまります。たまには自分も「話す」ことで、ストレス解消になります。

③自分自身を再確認できる。
 「話す」ことは、自分の現状を確認することにもつながります。「話そう」と思って言葉をまとめ、レトリックを考えているうちに、「自分が今何を思っているのか」「自分が何をしたいのか」が見えてきます。「話そう」と思わない限り、絶対に気づかなかったことかもしれません。「話す」ことにはリスクが伴うかもしれないけれど、それを補って有り余るぐらい、自分の新しい可能性に気付くチャンスが生まれます。

 と、無い知恵振り絞っていろいろ理由をかいてみたものの。正直、なんだがこっ恥ずかしい。「何、語ってんすかwwwww」とか思ったりとか。だけど、そうは言ってもやっぱり続ける。こうやって自分なりに「話し」て気付いたのは、「話す」って楽しいな、と。楽しいから「話そう」と思った。要はそれに尽きるのかもしれません。

本日のレビュー「ハンザスカイ

ハンザスカイ 1 (少年チャンピオン・コミックス)

ハンザスカイ 1 (少年チャンピオン・コミックス)


 伝統派空手をテーマにした、いまどき珍しいまでのド直球な青春少年漫画です。「中学時代は不良で鳴らした主人公」「ヒロインが空手部所属」「ヒロインに近づこうと、空手を始める」設定からして超王道です。作者も経験者なんで(同乗の師範代だそうな)空手関連の描写は文句なし。お話としても上手にまとまっているし。試合描写に若干デフォルメ入ってますが、気にせず読めます。
 ただ、漫画みたく「自分を変えよう」とと思って空手を始めた自分としては、ところどころにクるものがあります。ねーよ、空手やったってそんなに変わらねーよ、と。ハンザと、あとチャンピオンで現在も連載中の「さくらDISCODE(特に島公関連のエピソード)」は、実に読んでてもだえること必死でした。