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市井の荒波にもられるアラサーが、無駄に本心をさらけ出します

確認したら、大安でした

 友人の結婚式(二次会)に行ってきました。クラス・委員会・サークル・趣味、ことごとく接点は無かったにもかかわらず、高校~大学と交友がありました。数少ないリア充の友人です。
 親戚以外の結婚式に出たことって殆どありません。小中高と転勤が多かった & 友達少なかった(というか連絡先教える相手もいなかった)& 付き合いあるのは非リアの友人だけ という実に身もふたもない理由です。そんなわけで、「結婚式」という響きにワクワクしつつも、内心ドッキドキの結婚式です。自分が結婚するわけでもないのに。
 「リア充だらけで、完全アウェーだったらどうしよう」とか「リア充から石投げられたらどうしよう」なんて。特に後者、あながち冗談じゃありません。それだけリア充に対して非リアが抱く恐怖ってのは実根深いものがあります。
 などと言いつつ楽しかったです。想像通りリア充だらけでした。想像通りリア充と絡むことはありませんでした。というか、新郎新婦と、かろうじていた数名の知り合い以外とは、口をきくどころか目線すら合わせられませんでした。一見すると、完全アウェーでした。じっくり見てもアウェーですね、はい。
 ただ、「リア充だらけの、完全アウェーな空間」が逆に面白い。非リアが普通に暮らしていたら、そういう環境には縁がない(いや、コミケとかある意味充実している方ばかりですが)一口にリア充と言っても、見渡すと色々なタイプがいて面白い。会社or学校の仲間同士で盛り上がっているリア充もいれば、かこつけてナンパとかしちゃっているリア充もいる。人がたくさん集まると、当然色々な人がいる。そういうリア充を、ボケラーッと眺めているだけで、実に実に面白かった。
 さらに、それだけ人がいると、思ってもみない知り合いが来ていたりします。数年ぶりに彼等と会って、旧交を温めることができました。ただ、当然非リア充の仲間だろうと思っていたら、何気に彼女もちだったりすると、こちらのダメージは大変大きいです。気分はまるで、シンタローはんに裏切られたアラシヤマです。この例えは、そこはかとなく危険な気がしますが。
 なんにしても、自分の友人が幸せになるっていうのはすごく嬉しいことです。行ってよかったかどうかと言われたら、間違いなく行ってよかった。惜しむらくは式場のリア充どもを見れば見るほど「自分とは違う種なんだろうなぁ」と無駄に絶望に苛まれたことぐらいでしょうか。なんか、DNAレベルで違う気がします。

本日のレビュー「フランケンシュタイン」

フランケンシュタイン (光文社古典新訳文庫)

フランケンシュタイン (光文社古典新訳文庫)


ホラーの定番です。フランケンシュタインとは怪物の名前ではなく、作った博士のことである、ってのも有名な話。非リアが読んだら実に共感できます。誰に? 聞くな。