厨二病分5割増し
聞いた瞬間、僕の厨二病器官がビンビン反応してしまった。ヤバい、実にヤバいよ。邦楽でここまで来るのは久しぶり、犬神サーカス団聞いた時以来だよ。
厨二病満載の意味が分からない歌詞、たまらない。途中で入る謎の独白、背筋がゾッとする。そして変拍子。
本日のレビュー「ケーキケーキケーキ」
- 作者: 萩尾望都
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 1996/03
- メディア: 文庫
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そういや持ってなかったなと、軽い気持ちで書店で買って。読んでみたら、ぶったまげた。打ちのめされた。
まずヒロイン。作者の思いが、これでもかと反映されている。作者の両親が、漫画家を目指すことに猛反対していた、というのは萩尾望都ファンにとっては周知の事実でしょうが。そういう周囲と葛藤した経験が、ヒロインに上手に盛り込まれている。読んでいて、実にリアルです。
そしてシナリオ。序盤にヒロインの相手役を登場させておいて、その実……。グイグイと引き込まれてしまいます。いや、作者の実体験から、ここまで作品として昇華させたのか、と。本当に打ちのめされた。