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市井の荒波にもられるアラサーが、無駄に本心をさらけ出します

体鍛えても、やっぱ怖いモンは怖い

週末、せっかく天気がいいので散歩して、ついでに目に入ったカフェにブラリと入ってみました。そしたら大変。男女比がやばい、っつーかあたり一面女子会。どうあがいても女子。生きた心地がしない。とりあえず頼んだコーヒーを飲みほして、ソソクサと店を出ました。

って話はさておき。今日の本題、ずばり「いくら強くなっても、怖いもんはやっぱり怖い」という話。リアルで僕を知っている人には周知の事実ですが、僕、空手家です。かれこれ7年ほどやってます。オマケに最近は、システマなるロシアの武術も並行してやってます。そういやタフにシステマが一時出てたけど、あんなことできない。いや、むしろ僕は朝昇とかにむっさ親近感覚える人間です。
それはさておき。空手については、それなりにマジメに取り組んできました。空手と単位とる以外、キャンパスライフををエンジョイしてません。サークルで彼女を作る? はぁ? 何それ? 妄想と現実を一緒にするな、って感じです。ちなみに、有明は実家から始発で行ける距離だったので、毎回行ってました。何に?
とにかく僕は、(後程、後悔するんだろうなぁと思いつつ言っちゃうけど)身体を鍛えていない世間一般の人々よりも「強い」部類に入るんだと思います。けれど、いくら空手で黒帯とろうとも、システマの練習で対刃物の練習を積もうとも、やっぱ怖いモンは怖いです。
例えば、近所のコンビニ。毎週木曜日にチャンピオンを買いに行くコンビニに、髪をバリバリ染めたヤンキーいたら、やっぱり怖いです。「どうしよう、目があって絡まれたら大変だぁ」とか思っちゃいます。いざケンカになったら多分、余裕で勝てるんだろうと思います。それでも、怖い。「あとあと、警察沙汰になったらどうしよう」とか「もし刃物持ってて刺されたらどうしよう」とか、悩む種には尽きません。其の昔、某しろはたにて「碇シンジが空手ならっても……」という記事を読みました。まさしくその通りだと思います。
むしろ、自分が練習すればするほど「自分の力じゃどうにもならないことがある」ということをマザマザと見せつけられます。どんだけ体鍛えたって、調子こいた中坊に囲まれたらかなわないし。殴られたら痛いし、上から目線で脅されたら怖いし。
とは言いつつも、体鍛える前と後では、対処方法も変わってきます。その詳細はまた後日。

本日のレビュー「ちぐはぐな身体―ファッションって何?」

ちぐはぐな身体―ファッションって何? (ちくま文庫)

ちぐはぐな身体―ファッションって何? (ちくま文庫)


社会人になって、「やっぱオシャレとかせんといかんよなぁ」とか悩んだ挙句、手に取った一冊。3年とって、間違っていなかったと実感してます。

ピアスや刺青をすることの意味とは?コムデギャルソンやヨウジヤマモト等のファッションが問いかけているものは?そもそも人は何のために服で体を隠すのか?隠すべきものの実体は?若い人々に哲学の教授が身体論をわかりやすく説いた名著、ついに文庫化!「制服を着崩すところからファッションは始まる」。

などと書評にはあるけれど。「ロラン=バルトが『モードと社会階層』に言及したのに対して、個々人が、『モードを踏まえていかに装い、何を表現するか』を追求した」とか書いたらハクが出るんでしょう。要は「なんでみんなオシャレすんの?」それにつきます。これ読んだからって即、オシャレになるわけじゃない。けれど、オシャレ人ろうと思うんだったら、是が非でも読んでおけ。そういう本です。