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市井の荒波にもられるアラサーが、無駄に本心をさらけ出します

[自分語り]血を吐きながら続けても、マラソンにすらならない。

 僕の大学時代を例えるならば、「ひたすら逆走し続けるマリオカート」とでもいいましょうか。たどり着きたいゴールは見えているんだけれど、いかんせん方向が真逆。いくら頑張っても、ゴールできることは絶対無い。
 大学に入って、大きな変化が2つほどありました。「共学になった」というのも、ある意味変化っちゃあ変化です。ですが、特に何も変わらなかったので、ここでは割愛。
  ・空手を始めたこと(黒帯取得)
  ・痩せたこと(30㎏減量)
 どちらも動機は一緒です。「今の自分を変えたい」。高校時代に刃牙の登場人物に劣等感を感じるという、今振り返っても説明しようのない経験をしてからずっと、「デブのキモオタから抜け出したい」という思いはありました。大学に入って時間もできたし、いっちょ変わってやる。俗にいう、大学デビューってやつです。外見的は(体型的な意味で)大学入学前と大きく変わりました。なんだかんだで空手も黒帯とりました。ただし「キモオタ脱却」、これができなかった。結果的には「デブのキモオタ」から「空手やってるキモオタ」にクラスチェンジしただけです。ちなみに現在は「眉毛と髪形に気を使うキモオタ」です。
 キモオタ脱却するほうは諦めました。頑張って脱オタした人の話は、色々と耳にします。いわく「脱オタして彼女ができました」「脱オタして彼氏できました」etc......うん、僕は無理だった。なんというか僕にとっての「オタク」って、趣味とか性癖じゃなくて「カルマ」です。前世からの因縁をズルズルと引きずり、来世へも受け継がれていく。自分がキモオタなのは、前世からそうだったからだ。そうじゃないとやりきれない。結局今年も夏コミ行くだろうし、会場で買ったTシャツを喜んで着倒すだろうし。人はオタクになれない。オタクに生まれるのです。
などとは言うものの、こうやって「オタク」を認めることで、人生楽しくなりました。それはそれでよし。

本日のレビュー「トゥルーマン・ショー

トゥルーマン・ショー(通常版) [DVD]

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 20世紀少年と言われると、元ネタより邦画より、この映画のエンディングを連想します。真実にたどり着こうと、ひたすら足掻きまくる主人公がたまらない。そして、真実を知った上での最後のセリフ。サントラの音源加工して、高校時代は着信音にしてました。